コラム
COLUMN
2024.10.21
シアバター
【ガーナズオ村 前田家旅日記⑯ どうしてもフフが食べたい!】
ガーナの食べ物といえば、「FUFU」。
原料はキャッサバ芋とプランテーン(青バナナ)。
ゆでてつぶしてお餅みたいに丸くして、トマト味のスープと一緒に食べるのがガーナ流。
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くせもなく、食べやすいのでガーナ料理が初めての日本人にも美味しくいただけます。
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「フフは美味しいよ!食べやすいよ!」と私たちから聞かされていた長女は、ガーナに行ったら絶対に「フフを食べてみる!」と決めていたんです。
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でも、ガーナに着いてから、なぜかどこのレストランに行っても「ごめん、フフ今日はないんだ」と言われてしまいます。
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そもそも、フフはガーナの南部で良く食べられていて、北部にはまた別の郷土料理みたいなものがあるんです。
でも、レストランの看板には「フフ」の絵が描いてあるのに(笑)
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フフは手間がかかるのと、作り立てを食べないと意味がないので日曜日のランチなどレストランがにぎわう時じゃないと置いていないお店が多いのです。
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ことごとく、フフに振られて残念がっていた長女。
「このまま、フフ食べられずに帰るのかな」と言っていたところ、たまたま夕刻にホテルの周りを散歩しようということになりました。
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なんと、泊まっていたホテルの目の前に、夜になるとOPENする地元の屋台フフ屋さんがありました。
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北部のフフは、ヤム芋だけのとても柔らかくて甘いフフ。
全部で300円位だったかな?
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大きな洗面器みたいな器に入れてもらって、みんなでガーナ流に手で食べました。
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私と夫はガーナに住んでいたので屋台も慣れていますが、今回は娘たちが初めての海外、そしてガーナということでできるだけ、レストランで食べるようにしていました。
まあでも今回は火も通っていて熱々だし大丈夫でしょと思い切って屋台にチャレンジ。
結果、「レストランのどの食事より美味しい!」となりました。レストランの方が何倍も高いのに(笑)
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わちゃわちゃと寄ってくるフレンドリーな子供達に手を振られ、声をかけられて次女はフフ食べながら笑顔で手をふりかえして嬉しそう。
普段、学校では大人しいキャラの娘なのですが、同年代の子ども達にこんなに注目されて、フレンドリーに話しかけてもらえるのがとっても嬉しかったみたいです。
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あんなに求めていたフフが、目の前にあったとは、灯台もと暗しとはこのことでした。
娘たちにフフの美味しさを知ってもらえて良かったです。
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