コラム

COLUMN

2024.05.16

ガーナ旅日記

【ガーナズオ村 前田家旅日記⑧】 \へとへとの陸路12時間/

<朝6時にホテル出発。スタッフのお姉さん感じ良い人でした>

いよいよズオ村のあるガーナ第三都市、タマレへ向けて出発です。
国内線の飛行機もあるなか、我が家は陸路で向かう事にしました。
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途中の村々が変化していく様子だったり、自然の変化や気候の変化を肌で感じ取れるのも陸路移動ならでは。

ぼーっと景色をひたすら眺めながらいくのが、実は結構私にとっては大事な時間だったりするのです。
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朝6時に首都アクラを出発して早速直面したのが、
砂埃の道路とガタガタ道。
「あれっこんな道だったっけ?」という私たちにドライバーのロバートさんが説明してくれました。
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「ずーっと工事してるんだ。ガーナでは夕方になると工事している人も帰っちゃうから、工事がなかなか進まない。」
グワングワンと身体も揺さぶられながら、最初の工事の道を抜けました。

<道路工事中>

<北に向かいます>

首都アクラの気温は35度。
タマレに近づくにつれ、気温はどんどん上昇してきます。

窓際に座っていた長女は途中から一切しゃべらなくなりました。
疲れているだけかなと思ったらどうやら、熱中症気味。
車内はクーラーが効いていても、窓際から照り付ける太陽の光はやっぱり強烈だったみたい。

一番前のクーラーがよく届く助手席に変わったらちょっと復活。
それでも魂の抜けた顔をしながらずーっと眠っていました。

朝食やお昼休憩に立ち寄ったレストランでは食事も美味しくて、トイレもきれい。


安心していたら、途中に寄ったガソリンスタンドのトイレは、便座がなくて地面に小さな穴が空いているだけ。
次女は「どうやってしたらいいの?」と困り顔でしたが、なんとか切り抜けました。
別のガソリンスタンドではきれいなトイレだったので、場所によるみたいです。

娘たちは、暑さで食欲もなくばて気味。
この先大丈夫かな。

途中のガーナ第二の都市クマシを通過。
渋滞中の車と車の間を人が堂々と通り抜けるのに子供達はびっくり!
でも、このごちゃごちゃ感と活気がやっぱり「クマシ」の町だなあと思います。

そして、炭を売っている村、パームオイルを売っている村などその村々の特産品が道路わきに並べられている風景に、なんだかほっとしました。


タマレに近づくにつれて夕方だというのに気温は40度近くに。
「もう娘たちも限界!」というところでやっとタマレに到着しました。

昔はレンタカーで8時間だった距離が、道路が工事中だったりでなんと12時間かかったのはちょっと誤算でした。

本当に娘たちも良く頑張ったと思います。
そして何よりも一番疲れているはずのドライバーのロバートさんに心から感謝。ありがとう。
明日はいよいよズオ村に向かいます。

夜のタマレに到着

 

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