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忘れられない市場での出会い

ガーナの首都、アクラの【マコラマーケット】はとにかく大きい!!

うかうかしていると、車にひかれそうになったり、はたまた人に押し倒されそうになったり。

そして、さすが庶民の台所、とにかく活気があります。


もう10年も昔の話ですが、そんなマコラマーケットに行った時のこと。

道端に座って物乞いをしている40代くらいの男性がいました。

と、眼に飛び込んできたのは、普通の物乞いの人とはなんか違う様子。

よく見ると、その人の手の指はなく、手も足も変形しています。

更に、眼や顔の形もゆがんでいるんです。


その時の私は、無意識のうちに、彼をさけて通りすぎました。

通りすぎた瞬間、そんな行動をとった自分にショックを受けました。

おそらく彼は、ハンセン病にかかっていたのではないかと思われます。

 

中学生位の頃から、「差別」というものに興味があり、どうして人は差別をするんだろうと思っていました。 

心のどこかで、自分は差別をしない人間だと思っていました。

それなのに、いとも簡単に、彼を避けた自分。


その後も、ガーナのあちこちで見にする路上生活者達。

男性も、女性も半裸状態で、身体に空き缶やおもちゃなど沢山ぶら下げ、草のようなものを食べている人達。今でもその光景が眼に焼きついて離れません。


よくアフリカの村が貧しいから支援が必要などといわれています。

けれども、本当に支援の必要なのは、医療や福祉の部分だと思います。


村人は確かに貧しいし、生活は大変だけれども、それでも「誰かのために」生きる事は幸せだと思います。

 

それよりも、精神障害を負い、路上で生活を余儀なくされる人達、誰からも必要とされない人達。 

一番支援を必要としているのは彼らだと思います。

 

それなのに、アフリカにおいて、福祉の分野は正直遅れていると思います。

人間が一番必要としているものは、本当は「愛」なのかも知れない。


今でも、夢に出てくるガーナの路上生活者達。

そしていまだに、何も出来ていない自分。

改めて、マザーテレサはすごいなあと思います。